写真の飼い犬は一見して普段も穏やかそうに思えるのだが、、
実際は全然違う。
毎晩のようにそれはもう、スイッチが入ればご自慢の鋭いキバで手足への先制攻撃が始まり、我々の手首足首が血だらけになる。(少し言い過ぎか)
「俺たちは間違えてライオンの子をもらってきたんじゃないか?」
そのぐらい毎晩異様なほどの暴れ・吠え・本気噛みをしてくる。
仕事のほうが段々とせっぱ詰まってくる中、果たして、嫁と二人でこの犬を立派に成長させることができるのか。いや、しなきゃいけんな。
さて、すっかり更新が出来なかったこのブログ。この1ヶ月は人知れず会社の命運を決める重大な日々であったことは確かで、実際今もそれは続いている。
といっても動きを止めることはしたくないので、こうして思いついたような更新の仕方になってしまうのが悪いところ。
「経営する」とはこういうことなのかと、今になって一つ一つの出来事が心臓に突き刺さる。サラリーマン時代は会社という頑丈な岩の上に腰掛けて、文句があればピーピー鳴き、
言ったことややったことの責任など微塵も考える必要がなかったが、今は180度違う。
一つ一つの考えや判断が、自分の生活や従業員の生活に直結するということを決して忘れてはならない。それは間違いなく、どんな状態になろうとも俺が守っていくしかなく、そのための最善の判断を毎回していくしかない。
そしてこの期間中に、詳しくは言えないがとある青年と面接を行った。求人に応募してくれた人。まだ若いうちから本当に苦労して生きてきたんだなと、自分の生ぬるさを思い知らされた。どん底だろうが何だろうがまともに生きようとひたむきに、真っ直ぐな目をしているから、一緒に働いてもらいたいと思えた。
こんなことを書くと烏滸がましいとか綺麗事のように聞こえるかもしれないが、
会社を経営するということ、それを動かす人間の使命は、顧客でも従業員でも、そういった人たちと共鳴し、足りない何かを補い合い、時には犠牲となり手助けしながら発展させていくことが、少なくとも自分にとって経営するということであり、社会に何か役に立てるきっかけになるのではないかと、嘘でもなくクソ真面目に思っている。
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